H28修学旅行
2016年12月15日(木)
修学旅行4日目(東京から鹿児島へ)
平成28年12月15日(木)、修学旅行4日目です。午前中の研修(国立科学博物館、浅草寺)の後、午後から2便に分かれて、鹿児島へ帰ります。まだまだ、元気が有り余っているような生徒もいますが、それぞれ疲れがたまっているようです。
朝食を済ませ、いつもの「はとバス」へ分乗し、最終日の研修に出発。
国立科学博物館は、東京都の2か所と茨城県つくば市の1か所、計3か所に分散しています。今回は、東京都台東区の上野恩賜公園内に所在する上野本館(日本館と地球館)に行ってきました。収蔵品は400万点以上で、国の重要文化財も保存されています。日本館は、1930年建造の歴史ある建物でした。ステンドグラスやきれいなアーチなど、建物自体が時代を感じさせる「重要文化財」の趣でした。また、地球館には、芝浦製作所(後の東芝の重電部門)の創業者で、「東洋のエジソン」「からくり儀右衛門」と呼ばれた田中久重の傑作である万年自鳴鐘(所謂、万年時計)が展示してありました。この時計は、機械遺産(22号)に認定されています。田中久重は、「知識は失敗より学ぶ。事を成就するには、志があり、忍耐があり、勇気があり、失敗があり、その後に、成就があるのである」との言葉を残しています。精巧に作られた万年時計を見た生徒たちは、何を感じたでしょうか。
渋谷駅の待ち合わせ場所で有名な忠犬ハチ公の剥製もありました。ハチは、死去した飼い主の帰りを東京・渋谷駅の前で約10年間のあいだ待ち続けたという秋田犬です。時間があっという間に過ぎてしまい、生徒たちも「もう少し見ていたい」と言っていました。
浅草寺は、東京都内最古のお寺らしいです。創建は平安時代。文献上の初見は鎌倉時代の「吾妻鏡」だそうです。表参道の雷門は、とても有名で、たくさんの人が記念撮影をしていました。仲見世通りを抜けると、宝蔵門。そして、本殿。本殿の大きさに、圧倒されました。外国からの観光客も多く、国際色豊かな所でした。
本校の修学旅行隊が、集合写真を撮っていると、外国の方から「一緒に写真を撮ろう!」と声をかけられました。応援しているサッカーチームの試合が日本であるため、わざわざスペインから来日中とのことでした。応援しているのは「レアル・マドリード」というチームだそうです。「アリガト、ヨコハマ」「アリガト、ヨコハマ」と連呼していました。生徒たちも大喜びで、盛り上がっていました。小さな国際交流ができました。
昼食を済ませ、羽田空港へ向かいます。「自動手荷物預け入れマシン」を初体験。従来の方法に比べ、無人化されたので人件費の削減に繋がるでしょう。またひとつ、人間の仕事が減りました。
羽田空港から鹿児島空港へ向けて出発。富士山は、雲の中から、少しだけ見えました。鹿児島空港について、手荷物を受け取り、バスで鹿児島市内へ。ようやく鹿児島へ帰ってきました。あっという間の4日間でした。
各自、体調管理をしっかりして、修学旅行最終日を乗り切りました。素晴らしい思い出をたくさん作りましたね。あと少しです、家に帰るまでが、修学旅行ですよ。
2016年12月14日(水)
修学旅行3日目(東京ディズニーリゾート)
平成28年12月14日(水)、修学旅行3日目は、生徒たちが楽しみにしていた「東京ディズニーリゾート」研修です。「ディズニー・ランド」と「ディズニー・シー」に分かれて研修します。
まず、ホテルで朝食。前日同様、円卓での食事です。みんな、元気に美味しくいただきました。ホテルを出てから坂を上って、お馴染みの「はとバス」へ。生徒たちは、「バナナバス」と呼んでいました。
生憎の雨模様ですが、生徒たちのテンションは朝から上がり気味です。葛西臨海公園の大観覧車が見えたら、ますますテンションアップ。駐車場のゲートをくぐるときは、テンションMAX!バスの中で歓声が上がりました。
いったんクラスごとに集合後、諸注意をして、チケット配布。いよいよディズニーリゾートへ入場です。
あとは、それぞれ園内を自由行動。友達同士で仲良く「研修」していました。とても楽しそうです。歩いていると、ミッキーなどディズニーキャラクタと出会います。有名キャラクタになると、一緒に写真を撮るために、行列ができていました。また、園内のあちこちで「SHOW」をしています。ディズニーキャラクタ達が踊ったり、歌ったりしていました。
園内をテクテクと歩き回っていると、生徒たちと出会います。みんな満面の笑顔で、楽しそうです。昼食を取ったり、お土産を買ったり、あっという間に時間が過ぎていきました。
非日常の時を友とたくさん過ごし、忘れられない良き思い出になったことでしょう。
夕闇が迫ると、電飾たちが建物をキラキラと輝かせます。まるで宝石のようです。おとぎの世界に迷い込んだようです。そして、シンデレラより、少しだけ早く家路(ホテル)につきます。
モノレールに乗って、現実世界へ。月がとっても綺麗でした。ホテルに到着。点呼後、諸注意、そして就寝。明日も早いので、早く寝ましょうね。
2016年12月13日(火)
修学旅行2日目(クラス別大学研修)
平成28年12月13日(火)、修学旅行2日目はクラス別大学研修です。
朝食は朝7時から、丸テーブルに分かれて取りました。友達の分を取り分けてあげるなど、優しい子たちが多いです。食後は、お皿やナイフ・フォークなど、一纏めにしてきちんと片づけてました。ホテルの人から、「今まで何千人という修学旅行生を見てきたが、こんなにきちんとしている生徒を見るのは、初めてです」といわれ、とても誇らしい気分でした。家庭での躾がよい証しだと思います。
朝食を済ませ、「はとバス」に乗り、それぞれ大学を目指しホテルを出発。
慶応義塾大学三田キャンパスに到着しました。
慶應義塾大学は、福沢諭吉が1858年に創設した蘭学塾が起源です。1920年に大学令により設置された日本最初の私立大学です。古い建造物は、文化財にも指定されており、歴史の重みを感じました。また、新しい校舎は、平成23年に完成した南校舎です。近代的で機能的な教室や多目的ホール・ラウンジなどを備えています。ゼミ活動等に便利なグループ学習室や野外テラスが好評とのことでした。
東門を出ると、間近に東京タワーが見えました。北門の近くには、イタリア大使館やオーストラリア大使館などもあり、お寺や学校が多く落ち着いた雰囲気のエリアでした。
生徒たちは「大学」のキャンパスを歩き、きっと感じることが多かったでしょう。福沢諭吉の「学問のすゝめ」にあるように「一人一人が自立すれば国も確立していく、自立した人を育むものが学問だ」という理念を感じ、知識を得るだけの受身の学習から脱皮し、主体的で深い学びを実現してほしいです。
その他は、東洋大学、明治大学、東京大学などを研修しました。
2016年12月12日(月)
修学旅行1日目(クラス別研修)
修学旅行1日目の研修で、ANA機体工場と日本科学未来館に行ってきました。
日本科学未来館の館長は、先月、本校30周年記念講演会にて、すばらしい講演をしていただいた毛利衛さんです。なにか巡り合わせを感じます。
宇宙や太陽系、地球環境やそこで育まれる生命など、私たちが生きる世界のしくみなどが紹介されていました。ロボットやアンドロイドとの会話。ベビーロボットとアイコンタクト。量子コンピュータの世界。私たちの暮らしのかたちと、それをどんなアイディアで実現できるか、様々な「未来」を考えさせられました。
研修の後は、夕食です。「ちゃんこ鍋」を、みんなで美味しくいただきました。夕食の途中で、サプライズ!誕生日の生徒に、ケーキプレゼントがありました。みんなに祝福され、とても嬉しそうでした。よい思い出になりましたね。
夕食後、今夜の宿泊ホテルに移動。ホテル壁面にクリスマスツリーが・・・、そして就寝。
2016年12月12日(月)
修学旅行1日目(鹿児島から東京へ)
平成28年12月12日(月)の朝早く、鹿児島中央駅に集合し、バスで鹿児島空港へ向かいました。午前6時、全員無事に、鹿児島空港到着。
日本航空と全日本空輸に分かれて、東京(羽田空港)へ出発。雲が多い天気でしたが、幸運にも富士山を見ることが出来ました。とても綺麗でした。
羽田到着後は、手荷物を受け取り、「はとバス」に乗車後、全員でお台場へ。お台場で昼食後、それぞれクラス別に分かれて、1日目の研修をしました。