情報科学
2016年12月08日(木)
公開授業「簿記」
平成28年12月8日(木)4限目に,岡田先生による情報科学科文系の専門科目である「簿記」の公開授業(2年8組)が,簿記実習室で行われました。
「簿記」は,複式簿記の構造について理解させ,企業において日常発生する取引について適正な会計処理を行う能力と態度を育てることを主眼とした科目です。また,簿記とビジネスに関する実務との関連性を認識させるために,企業における会計情報の流れ,会計にかかわる職業及び会計担当者の役割や責任に関する内容を取り入れるなどしています。
本時は,特殊商品売買の3回目,「割賦販売」です。割賦販売とは売買代金の支払いを分割で支払うことを条件とした販売方式のことで,学習のポイントは「どの時点で収益を認識するのか?」という点です。生徒たちは,「いつ売り上げ処理を行うのか」など,よく考えながら会計処理を行っていいました。
2016年12月07日(水)
公開授業「社会と情報」
平成28年12月7日(水)3限目,本校5号館1階のパソコン室において,永里先生と川畑先生による公開授業「社会と情報」(1年6組)がありました。
「社会と情報」は,情報が現代社会に及ぼす影響を理解させるとともに,情報機器等を効果的に活用したコミュニケーション能力や情報の創造力・発信力等を養うなど,情報化の進む社会に積極的に参画することができる能力・態度を育てることに重点を置いています。普通科の全クラスが履修します。
本時は,プレゼンテーションソフト(PowerPoint)の学習の第一回でした。12学期を通じて,ワープロソフト(Word)や表計算ソフト(Excel)は学習済みです。生徒達は,慣れた手つきでパタパタとキーボードを叩いていました。
学習の最後には,自作したプレゼンテーションでの発表会が予定されているそうです。たのしみです。
先生のパソコンで,生徒全員のパソコンの画面が確認できます。生徒一人一人に目が届くように工夫されています。
2016年11月30日(水)
研究授業「情報実習」矩形波の作成
平成28年11月25日(金)1限目に,中村先生の研究授業「実習」がありました。
情報科学科理系3年7組の生徒が,表計算ソフト(Excel)を使い,フーリエ級数展開による矩形波の作成に挑みました。
正弦波の合成により,矩形波が作成される様子がよく分かりました。
(参考)
フーリエ級数展開の定義
周期関数を x(t) とする。ここで t は 時間 , T0 は 周期 を表す。
この関数が, ディリクレの条件 を満たすとき, T0 の整数倍の周期をもつ sin と cos の 重ね合せ により表すことができる。すなわち,以下の式が成立する。
矩形波(方形波)のフーリエ級数による近似。最初の4項まで。